敏感な不登校生徒の扱い

不登校のサイン

不登校という行動をとる前には兆候もありそうです。

たまに学校を休みたがるようになって徐々にその回数が増えることもあれば、 急にパッタリと登校をしなくなることもある不登校ですが、突発的な原因でいきなり 休みだすのでなければなにかしらの兆候があるはずです。 学校が楽しくないと以前から思っていた、それでも我慢して登校していたけど とうとう限界になったので登校拒否を発動した、それがよくあるパターンかと思い ますし、この場合は学校に行くことに対して憂鬱な気分にさせられていた期間が そこそこあったでしょうから、そのサインを早期発見して家族や教師が解決する 方向で働きかければ不登校になる前に軌道修正もできるのです。 では具体的にどんな兆候があるのか、とにかく学校へ行きたくない素振りが目立って きたら要注意と覚えておきましょう。 運動会や水泳大会でもないのに仮病を使って学校を休みたがったり、顔色はそう 悪くないのに体調不良を訴えて部屋から出てこなくなったら不登校生徒になりかけ なので、先生と相談してなにかしら対策を立てるべきです。 マラソン大会の日だけ体調が悪いからと病欠をしたがるのなら、あまり感心できる ことではありませんが不登校に向かっているとはなりません。 これは学校が嫌い、登校したくないというよりもそのイベントだけが苦痛だから 逃げさせておくれ、ということなので、翌日にはちゃんと登校してくれるでしょう。 常習的になんとか口実を作って休みたがるようになってから心配をすればよく、 イベント時限定の登校拒否ならばおおめに見てあげてもオッケーです。 またそれまでは学校や友人のことを話題に出していたのが急になくなった、という のも不登校の兆候として考えられます。 昔は楽しかった学園生活だけど今では面白くない、話題にしたくないという意味に なりますので、それが長く続くようだと学校に行きたくないと言い出すでしょう。 しばらくは耐え忍んで登校してくれるかもしれませんがスクールに喜びを感じられ なくなっているので、不登校予備軍の仲間入りをしています。 少なくとも愉快な毎日を送っているとはいえない状況にまで追い詰められているので、 子供の声を聞いてあげ、相談に乗れるのならアドバイスもして、充実したスクール ライフを謳歌できるようにサポートする必要があります。 思春期の不登校は本当にちょっとしたきっかけで始まってしまいますが、それを 思いとどまらせることも少しのきっかけで充分だったりします。 なにげない一言で生徒の心の負担が軽くなったり、前向きに思考するようになって 教室が素敵な空間に見えるようになるのです。 1度不登校がスタートすると長引くほど元の状態には戻りにくいので、そうなる前に 救いの手を差し伸べて引っ張り上げるのが子供のためなのです。 1週間も学校をさぼったら気まずいので次に教室に入る時にどんな顔をすれば いいのかわからないのでもう二度と行きたくない、と思ってしまいますし、それが 1ヶ月だと気まずさも倍増で登校再開のハードルも高くなります。 なのでサボりだす前に兆候を発見し、対策をすることが重要なのです。 その際、なんなら原因を追究することはスルーしても構いません。 そこに時間を費やしすぎるくらいなら完全なる推理は不要で、生徒の目先を変えて 学校に通わせ続けることを重視しましょう。 不登校の理由はそう単純ではない場合もありますし、いくつもの理由が複雑に絡み 合っていることも充分考えられます。 それを全て解明しようとしても対策する時間が足りなくなりますし、ひょっとしたら 知ることで本人が傷つくかもしれません。 ですから事細かく原因を探るよりも、通学することをやめないように働きかける ことを優先させたほうがいい場合も多いのです。 デリケートな悩み事が原因だと扱いも難しいですし、気付かない振りをしながら そっとサポートするような方法も有効でしょう。